パール Pearl 真珠(しんじゅ)
パール Pearl 真珠(しんじゅ)
洋名 : Pearl
和名 : 真珠(しんじゅ)
主な産地 :日本・中国・オーストラリア・フィリピン・インドネシアなど
色 : 白・ピンク・黄色・グレーなど
硬度 : 2.4-4.5
結晶系 : 斜方晶系
成分 : CaCO3+有機成分
チャクラ : 第0チャクラ
石言葉 : 健康、長寿、富、純潔など
【名前の由来・特徴】
6月の誕生石として有名な気品あるれるパール。パールは高価な宝石としても知られていますが、貝から生まれたもので、正確には鉱物ではなく、生体鉱物に分類されます。貝の内部に砂や小さな虫が混入し微細な異物を核としてカルシウムの層とタンパク質の層が交互に積み重なり、パールが形成されます。こうしてできるのが天然パールです。この働きを利用し、人の手で異物を挿入して貝に真珠質を作らせるのが養殖パールとなりますが、天然パールはごくわずかで、現在流通しているパールは養殖されたものが多く出回っています。
パールには、海水産と淡水産があります。海水産は貝殻を核として使うことでパールが核に支えられて丸い形となりますが、淡水産は核を使用しないため、不定形な形が特徴です。
パールの種類としては、アコヤ真珠・黒真珠・白蝶真珠・コンク真珠・マベ真珠・淡水真珠などがあります。世界中で天然ものや養殖もののパールが生産されています。
宝石業界では真珠質の厚み「巻き」、光沢を「照り」といい、これにプラスして形や色などで品質が決まります。
【由来と効果】
貝という生体が生み出した、新鮮で活力の生きたエネルギーをもつ石です。古くは、月の落とした光の滴や人魚の涙が貝の中に宿ったものと考えられていました。
母なる貝に守られて成長するパールは、侵入者から持ち主を守護するパワーがとても強いと言われています。ひっきりなしに訪れるトラブルや災厄から守り、邪気をはねのけてくれるお守りとして昔から使用されてきました。守護パワーが強く、ストレスで疲れた身体を癒し、守ってくれます。
喜びや苦しみに関しても敏感に応じるヒーリング効果もあり、人間的な成長を促します。また、冠婚葬祭などの儀式で身に着ける宝石として知られていますが、これは悪霊払い、よい霊を呼んで身を守る効果があることに由来していると言えるでしょう。
苦労を経験した人をいたわり、癒しと忍耐力を与えます。よい縁を結ぶパワーにあふれ、美しくなりたい女性の護符としても適しています。
漢方薬の材料として使用され、古くから飲用されてきた歴史があります。パールに含まれるコンキリオンという成分には保湿作用や抗酸化作用があり、それらが美と健康を保つために効果的な効果があると言われています。
【石の持つパワー】
・ 癒し
・ 護符・お守り
・ 精神の安定
・ 成長
・ 美と健康のお守り
・ ストレス緩和
【取り扱い注意点】
酸に弱いので、アクセサリーの使用後は柔らかい布で軽く磨きましょう。
= 余談 =
今はほとんどが養殖のパール、それが普通になりすぎて、たぶん天然パールって書いてると思います。淡水パールは形や色も楽しめます。
真珠の上質のものは、見てるだけで吸い込まれそうなぐらい、上品で美しいですね。しかし、高いですよね。
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