フックサイト fuchsite クロム雲母
フックサイト fuchsite クロム雲母
洋名 ： Ｆｕｃｈｓｉｔｅ
和名 ： クロム雲母 / クロムうんも
別名 ：
主な産地 ： ブラジル・アフリカ・アメリカ・カナダ
色 ： 緑色
硬度 ： ２～２．５
結晶系 ： 単斜晶系（擬六方晶系）
成分 ： KAl2(AlSi3O10)(OH,F)2+Cr
チャクラ ： 第４チャクラ
【名前の由来・特徴】
フックサイトはマイカ（雲母）グループの中のマスコバイト（白雲母）の変種で緑色になったものをさします。半透明ないし不透明でガラス光沢や真珠のような光沢を持つ石です。名前の由来は、スウェーデンの科学者Ｆｕｃｋｓの名前にちなんで名づけられました。
フックサイト内は、ルビー・イン・ゾイサイト等と同様にルビーと一緒に産出することがあり、その名もルビーインフックサイトと命名されています。
その他にも、グリーンアベンチュリンの中にキラキラと光るアベンチュレッセンスは、このフックサイトの細片結晶が混入することによりおきる現象だそうです。
【由来と効果】
緑色を示すこの石は、心を癒すヒーリングストーンと言われています。素直さ、気安さ、あるがままを意味する鉱物とされています。精神的な部分に作用し、ストレスなど情緒的な不安を軽減させてくれると言われ、素直さや柔軟な思考を与え、人とのコミュニケーションが上手く取れるようにうながしてくれるでしょう。また、困難に打ち勝つ勇気を与えて、あらゆる行動の勝利者となるよう導く力があると言われています。思考に柔軟さが備わり、一つのことだけではなく、他の事柄や状況にも、目を向けることが出来るよう養う力があるとされています。
癒しの効果と困難に打ち勝つ勇気を与えてくれる力を兼ね備えた、大いなる母のような力を持ったバランスの良い石です。
【石の持つパワー】
・ 癒し
・ ストレスの緩和
・ 精神の安定
・ 思考力ＵＰ
・ コミュニケーション力ＵＰ
・ 困難に打ち勝つ勇気
【取り扱い注意点】
硬度が弱いので、重ね付けはお避け下さい。
＝ 余談 ＝
この度ご紹介したフックサイトは、緑色の部分がフックサイトですが、それ以外色々な鉱物が入っており色々な表情があり、フックサイトは硬度が弱いため、強度を補強するためにも無色透明樹脂による含浸処理が施されています。
初めて目にした時に、不思議な魅力を感じたのを今でも覚えています。優しさと力強さを感じます。
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