デンドライト Dendrite 模樹石又はシノブ石

デンドライト・クォーツ
デンドライト・アゲート
デンドライト・オパール

洋名 : Dendrite
和名 : 模樹石又はシノブ石

【名前の由来・特徴】
デンドライトの語源は、ギリシア語のデンドロン(dendron 樹)です。石の種類に関係なく樹枝状のインクルージョンを内包したものを「デンドライト」という。和名を忍石、模樹石といい、一見植物にも見える内包物は、水に溶け込んだ金属イオンが水晶やアゲートなどの割れ目に侵入し、微細な粒となって壁面に沈殿したもので、その粒が連なってできたものです。
黄色や褐色に色ずいた部分の多くは、割れ目に沈殿した針鉄鉱(ゲーサイト)によるもので、鱗鉄鉱(レピドクロサイト)の場合もあります。
水晶に樹枝状のインクルージョンが内包されたものを「デンドリチック(デンドライト)・クォーツ」といいます。アゲート(瑪瑙)に樹枝状のインクルージョンが内包されたものを「デンドリチック(デンドライト)・アゲート」といいます。良質なものは美しい絵画や写真などの景色のようにも見えることから、特別に「ピクチャークォーツ(アゲート)」・「ランドスケープクォーツ(アゲート)」と呼ばれることもあります。その他にも、石英系の鉱物以外にもアクアマリンやオパールなどの石にも稀にこのタイプが見られることがありますが、植物のような美しい模様でインクルージョンしたものは稀少であり、良質のものは宝飾品としてみてもその個性が魅力を持つため、人気があります。

【由来と効果】
なんの鉱物に入ってるかで、エネルギーの傾向にある程度違いが出てしまうのですが、大体のものに共通する傾向もあります。その見た目が示すように、持ち主と自然との繋がりを深める力が強く、本来の生命の営みやリズムに近づけるためのサポートとして優れているというものです。
幸せな家庭を築くお守りとしても知られ、また、人間関係においてコミュニケーション能力を高め、良質な人間関係をつくり、心の平穏を得る助けになり、肉体、感情、精神のバランスを保ち、それらの浄化し、再生を繰り返し、自己をより高度なものに導く力あるとされています。自然体の自分を受け止め、癒し、直観力や洞察力を高め、自然な流れで未来へと向かえるでしょう。
植物の模様から豊穣のお守りとされ、自然の持つ流れに沿い、物事を上手くいかせるための助けをしてくれるお守りとして珍重されています。生活習慣の改善や、自然体の自分に近づきたい方におすすめです。

【石の持つパワー】
・ 自然体の自分の受け止め
・ コミニケション・繋がり
・ 生活習慣の改善
・ 幸せな家族
・ 癒し
・ 直観力、洞察力

【取り扱い注意点】
入ってる天然石にもよりますが、比較的強い天然石入ってる事が多いです。

= 余談 =
デンドライトも好きな石ですね。個性のある石は、とても魅力的です。作ろうとしても出来ないと思うし、自然が作る、偶然だったり、たまたまだったりするけど、自然のままで、長い時間かけて出来上がるこの美しさは、とても興味深く、魅力的です。これからも、どんなのに出会えるか楽しみです。

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