シトリン　Citrine　黄水晶

シトリン　Citrine　黄水晶
洋名　：　Ｃｉｔｒｉｎｅ
和名　：　黄水晶（きずいしょう）
別名　：　幸運の石
主な産地　：　ブラジル・インド・チリ・ジンパブエ
色　：　黄色・帯緑黄色・帯褐黄色
硬度　：　７
結晶系　：　六方晶系（三方晶系）
成分　：　　ＳｉＯ２
チャクラ　：　第１・２・３・７チャクラ

【名前の由来・特徴】
１１月の誕生石として知られている、黄色みを帯びたクオーツ（水晶）です。クオーツのなかに鉄イオンが入る事により黄色に変色しています。色あいはごく淡い黄色から、濃いめの褐色のものなどあり、その多くがブラジルで産出されます。
天然のシトリンは生産量が少なく、一般的に流通してるのは、アメジストを加熱したものや、無色の水晶に放射線処理をして黄色く人工加工したものがほとんどです。名前は柑橘類であるシトロン（クエン樹）の果実の色に似ていることから付けられました。
和名を『黄水晶』というようにクォーツのグループに属し、色の濃淡にかかわらず黄色透明のものをシトリンと呼びます。

【由来と効果】
明るく透明感のある輝きを持つ、太陽のような力強いパワーと活力を伝える石です。そのパワフルなエネルギーは、生命力を高め、希望・勇気・自信・積極性をはぐくみます。また、サンストーンと同じく、『太陽のエネルギー』を持つ石といわれています。
浄化と再生をうながす作用があるとされ、優れた治療石としても古くから活用されていきました。明るくぬくもりに満ちた光りのエネルギーは、じわじわと心身にしみ込んでいくような作用を持っています。細胞をゆるめることで、身体も心も解きほぐしてくれます。
シトリンの大らかで快活なパワーは、さまざまな緊張を解きほぐし人との調和を生み出してくれます。その優れた調和力は人間関係の改善に役立ち、ストレスや悩みを解消します。また黄色い色は金運に結びつけられ、シトリンは古くから金運・財運を呼ぶ石、繁栄と富貴をもたらす『幸運の石』とされ大切にされてきました。特に商売をしている人にお勧めです。
『無理』『出来るはずがない』という言葉に影響されたり、信念が揺らぎやすい人にもお勧めの石です。

【石の持つパワー】
・　金運
・　商売運・仕事運
・　ストレスの緩和
・　向上心
・　目的意識
・　与える力
・　勇気や自信

【取り扱い注意点】
長時間太陽光に当てると脱色する場合もあります。傷付きにくいですが、ポイントは先端がかけやすいので注意しましょう。

＝　余談　＝
シトリンは本当にナチュラルが少ないですね。探すのに苦労します。しかし、一般的なシトリン（価格も含め）大概なんだかの処理をされてる事が多いです。ほとんど、これがシトリンですと言われます。仕入れ先が解って無い部分も、悲しいですが、多く見かけます。本来のナチュラルを見たことが無いのでしょう。ナチュラルで商品化される場合、宝石クラスでも、扱えるぐらいなんです。知らないと嘘～って言いたくなりますが、黄水晶と言うだけに、安易に扱われていますが、実は天然そのままのシトリンは、かなり珍しい一品です。知っててお買上げ頂くのと、知らずに買うのでは、心が違うと思います。仕入れが慎重になりざる終えません。意外と厳しいシトリンです。