ピンクオパール Pink Opal 蛋白石

ピンクオパール Pink Opal 蛋白石
洋名 : Pink Opal
和名 : 蛋白石(たんぱくせき)
別名 : 宝石の石・幸運の石
主な産地 : オーストラリア、メキシコなど
色 : 無色・白色・黄色・橙色・赤色・ピンク色・黄緑色・緑色・青色・紫色・灰色・黒色
硬度 : 5.5~6.5
結晶系 : 六方晶系(三方晶系)
成分 :  Sio2・nH2O

【名前の由来・特徴】
オパールにはとても多くの種類があります。砂岩中にできるサンドストーンオパール(主産地オーストラリア)と、火山の溶岩の中にできるマウンテンオパール(主産地メキシコ)の二つに大別され、さらに産地や色、遊色効果などによっても様々な呼び名にわかれています。その中で、不透明で遊色効果のないものをコモンオパール(ポッチ・オパール)といい、ピンクオパールは、その名の通りピンク色のコモンオパールのことです。質が良いものになると、インカローズにも似た濃いピンク色をしています。オパールらしい瑞々しさや、潤いある質感のせいか、同じピンク系の石に比べて穏やかで優しい印象です。そして、愛情と魅力をはぐくむ、縁結びの石とも言われています。

【由来と効果】
オパールは愛と神秘の宝石。中でもピンクオパールは「キューピッドストーン」とも呼ばれ、古来より愛を叶える石として女性に大切にされてきました。柔らかなピンク色の優しい雰囲気とは裏腹に、芯の強い、パワフルで豊かなエネルギーを感じる事ができます。ピンクオパールを身につけると、女性らしい美意識や慈愛の気持ちが高まり、内面的な美しさを引きだし、愛する人との出会いをもたらして、恋愛を成就させてくれるといわれています。また、ピンクオパールには「やり直し」のパワーがあると伝えられています。「やり直し」とは、物事をリセットして一から修復できるという意味ではありません。時間を巻き戻して、都合よく未来を変えることはできませんが、今の状態から抜け出し、より良い方向へ変えることは可能だと教えてくれているのです。特に恋愛面においては、パートナーとの関係がぎくしゃくしていたり、倦怠期に陥った時に身につけると良いでしょう。問題点がはっきり見えてくるので、悪循環を断ち切り、少しずつ良い方向へと導いてくれます。ピンクオパールは最も女性性を強く象徴する石の一つで、女性ホルモンの分泌を高めると言われます。その事から女性にとっては美容効果を高めたり、更年期障害などにも良い影響があるとされます。

【石の持つパワー】
・ 芸術性の象徴
・ 愛される要素を高める
・ 更年期障害の緩和
・ 感受性を高める
・ 幸福感を高める
・ 男性の浮気性を抑える

【取り扱い注意点】
オパール系の石は、熱や乾燥や衝撃に弱い性質があります。日光浴の浄化はお勧めできません。

= 余談 =
オパールの種類はとても多いのですが、その中でもピンクオパールは、優しい色合いではありますが、芯が強い品格ある女性性を高めるパワーストーンだと思います。やさしさの中にも厳しさもあるけれど、乗り越え今までより、ワンランクもツーランク上の幸せを感じさせてくれるでしょう。

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