ラリマー Larimar 曹灰針石
ラリマー Larimar 曹灰針石(そうかいしんせき)
洋名 : Larimar
和名 : 曹灰針石(そうかいしんせき)
別名 : ブルーペクトライト・アトランディスストーン・ドルフィンストーン
主な産地 : ドミニカ共和国
色 : 青色・空青色・帯緑空青色
硬度 : 4.5~5
結晶系 : 三斜晶系
【名前の由来・特徴】
カリブ海の色を思わせる美しい水色の石です。比較的最近の1974年頃発見されたラリマー三大ヒーリングストーンの一つです。カリブ海に浮かぶ島国・ドミニカ共和国で産出される、ナトリュウムとカルシウムを主成分とするペクトライトの一種で、正式な鉱物名は、「ブルーペクトライト」。
ラリマーは流通名で、発見した地質科学者の娘の名前「Larisa(ラリッサ)」と、スペイン語の「mar(海)」を組み合わせて名付けられたものです。また、ドミニカ共和国は失われた大陸アトランティスの一部であるという伝説を持つことから「アトランディスストーン」更にはその色合いから「ドルフィンストーン」とも呼ばれています。
やや白色やピンク色がかったものがありますが、一般的に知られているのは、やや白濁したような青色の石です。通常、部分的に白色の斑紋部分をともなっています。
ラリマーの魅力は、なんと言ってもその美しい模様にあります。白い雲が浮かぶ青空のような、太陽がきらめく南国の海のような、見るものを爽快な気分にさせる美しさです。この特徴的なまだら模様がよく見えるよう、カボションカットなどに加工されることが多いようですが、独特の粘り気があり、研磨するには非常に高度な技術を要します。
【由来と効果】
愛と安らぎを放つ、とても高いバイブレーションを持つ石です。青は受容性とコミュニケーションの色。自分も他人も受入れることを可能にし、コミュニケーション能力を高めてので、人間関係を円滑にし、愛情に満ちた関係性を深める事を助けます。また青の癒しの色でもあります。避けれない変化のなかをと通り過ぎるときにともなう苦痛や困難を軽減し、前向きな力を与えてくれます。ネガティブな考えや不安を取り去り、穏やかで澄んだ気持ちする効果もあります。
環境保護の動きが国際的に高まった時期に発見された事から、平和、調和、自然との共生のシンボルと言われる石です。その調和の波動は、広い心と愛情ある優しさをはぐくみ、持つ人すべてに平穏をもたらすでしょう。
【石の持つパワー】
・ 愛と平和をもたらす
・ 精神のバランスを保つ
・ 平和的な解決へと導く
・ 癒し
・ 人間関係を円滑にする
【取り扱い注意点】
紫外線や強い光にやや弱い石です。日光浴での浄化はおすすめ出来ません。
= 余談 =
ラリマーは、見た目と同じく、穏やかでおおらかな天然石です。ラリマー愛好家の中でも、模様があるのが好きと言う方と、真っ青部分が好きと言う方、好みは別れますが、どちらにしても魅力的な天然石ですね。