ジェイド ネフライト Nephrite 軟玉

ジェイド ネフライト Nephrite 軟玉
洋名 : Nephrite
和名 : 軟玉 (なんぎょく)
主な産地 : アメリカ(ワイオミング州)(アラスカ州)、カナダ、ニュージーランド、ロシア、台湾、中国など
色 : 白色、緑色、濃緑色、黄緑色、淡黄色、褐色、黒色があります。
鉄分に富むと濃緑色になり、マグネシウムに富むとクリーム色に変化します。
硬度 : 6~6.5
結晶系 : 単斜晶系
成分 : Ca2(Mg,Fe2+)5(OH|Si4O11)2
チャクラ : 第1・2チャクラ

【名前の由来・特徴】
世界的に『ジェイド』として販売されている石には、実は「ネフライト(軟玉)」と「ジェダイト(硬玉)翡翠」の二種類があります。この二つは見た目が似ていますが、違う鉱物です。今回紹介のジェイド(軟玉)は、英名のネフライト(Nephrite)はギリシャ語 nephros (腎臓の意)から生じた言葉です。古来よりインディオたちが腰の治療目的で使用していた扁平なまるみをもった石を温め治療していたのを見て、開拓目的に上陸したスペイン人はその石が肝臓の病気に効くと思い、『肝臓石』と呼んでいたそうです。それが、ラテン語の『lapis nephriticus』と翻訳され、今日のネフライトとなったと考えられています。
歴史が始まり7000年間、翡翠は単一種類の宝石と考えられてきましたが、1863年フランスの鉱物学者ダモーラにより翡翠はジェダイト(硬玉)とネフライト(軟玉)の2種類に分けられました。ジェダイトを『ひすい輝石』とし、ネフライトは『※角閃石』という鉱物だということが判明しました。
翡翠は高価だった為、緑色の綺麗な石は総じて「翡翠」と呼ばれ、混同されていました。例えばインド翡翠(実はグリーンアベンチュリン)、アマゾン翡翠(実はアマゾナイト)、ニュージェイド(サーペンティンや緑色に着色したカルサイト)などなど。つまり「翡翠(ジェイド)」という名前を付ければ価値が上がると思われたほど人気があったようです。

【由来と効果】
中国でもこのネフライトの歴史は2000年以上と長く、その強靭な性質から始めは武器に、のちには装飾品などに彫刻されジェダイトが発見されるまでこのネフライトは、最高の宝石として愛好されてきたと伝えられています。その為色々な事に使用されてきました。
ネフライトは、『知恵とやすらぎ』を象徴するといわれます。自然との繋がりを深め、よい良いエネルギーの流れと同調するサポートになります。深い癒しの力で、心身に蓄積されたダメージをゆっくりと癒してくれます。また、情報や自然からのインスピレーションに敏感になり、洞察力や思考力を高め、確かな判断ができるように働きかけてくれるでしょう。そういった理由から、『哲学の石』という別名も持っています。
また、東洋では古来より『人生の成功と繁栄』を象徴する石として大切にされてきました。
秘めた能力を開花させ、夢や目標を達成させる心強いサポートをしてくれるでしょう。

【石の持つパワー】
・ 護符・お守り
・ 癒し
・ 人生の成功と繁栄
・ 洞察力・思考力
・ 心身のバランスを整える

【注意点】
研磨した後に、ワックスなどで浸透処理を行う『含浸処理』が施されることがあり、また、白っぽいネフライトには、緑色やラベンダー色のジェダイトに似せるための『染料着色』が行われることがあります。
染色されてる事も多いです。

= 余談 =
色々調べてみましたが、バランスはとても良いですね。癒し・知恵・洞察力・思考力・護符・成功・繁栄・目標達成等々、お守りとして持つのに向いてます。凄く昔からある鉱物で、治療や武器日常生活に欠かせない物だったようです。石を温め治療する、今の岩盤浴みたいな感じですね。比較的安価なので、大したことない思われがちですが、瑪瑙(アゲート)と同じぐらいバランスの良いパワーストーンだと思います。

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翡翠の詳しい説明は下記をクリックしてご覧ください。
翡翠輝石 ジェダイド 本翡翠 翡翠 – Power Stone accessories Smile Family (psa-sf.net)

鉱物的には、角閃石(アンフィボール)グループになります。詳しくは下記をクリックしてご覧ください。
アンフィボール amphibole 角閃石 – Power Stone accessories Smile Family (psa-sf.net)

色とパワーとチャクラと感覚と効果
色とパワーとチャクラと感覚と効果 – Power Stone accessories Smile Family (psa-sf.net)

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