ヘマタイト Hematite 赤鉄鉱

ヘマタイト Hematite 赤鉄鉱(せきてっこう)
洋名 : Hematite
和名 : 赤鉄鉱(せきてっこう)
別名 : 身代わり石
主な産地 : イギリス・イタリア(エルバ島)・ブラジル・オーストラリア・インド・メキシコ・キューバ・カナダ・アメリカ・ドイツ・中国
色 : 黒色・灰黒色・赤褐色
硬度 : 5~6.5
結晶系 : 六方晶系(三方晶系)
成分 :  Fe2O3
チャクラ : 第0・1チャクラ

【名前の由来・特徴】
ギリシャ語で“血”の意味の“ヘマ”が語源です。これはヘマタイトをカットした断面や、粉状のものが、まるで血のような赤色に見えることから来ています。和名である“赤鉄鉱”も、赤色に見える鉄鉱石ということから名付けられました。
鉄がおよそ70%入ったこの石は、鉄の原材料として重要な鉱物とされています。
赤鉄鉱の形状はさまざまで、産状によって、鏡鉄鉱(きょうてっこう)、雲母鉄鉱(うんもてっこう)、腎臓状赤鉄鉱、血石、アイアンローズ、マータイト、レインボーヘマタイト、およびチタノヘマタイトと呼ばれるものがある。
雲母鉄鋼とアイアンローズは、黒くダイヤモンドのように輝きを放つことから、古代バビロン時代には、黒いダイヤと呼ばれ、宝石として用いられてきました。
鉄の原料になる主要鉱物で、常磁性体(じょうじせいたい)※であるため、磁石に反応する性質がありますが、仮にあっても微弱です。一般的に販売されてるのは、粉状のものを人工的に再固形化したもので、磁気は「バリウム フェライト」と呼ばれる酸化鉄を主成分とした、磁気のあるセラミックスを使用したものがほとんどだそうです。
※「常磁性体」とは:磁界内に置くことで、軽く磁気をおび、磁界の外に置くことで磁気が消える性質を持つ物質のことを指します

【由来と効果】
戦いの神マルスと結びつきがあると考えれてたことから「戦いを勝利に導く石」と呼ばれ、戦場へと赴く兵士の守護石として用いられていました。困難を乗り越えて、願望を達成する力を与えてくれるでしょう。生命力があふれるパワーがあるため、精神的と肉体的のエネルギーを活性化し、バランスを調整してくれます。ここのエネルギーを増幅さして、自信をもって積極的に行動することをうながします。心身に付着したネガティブなエネルギーをポジティブなエネルギーに変えてくれ、ストレスの軽減や、心と体のデトックス効果が期待できます。
また、別名「身代わり石」とも呼ばれていて、危険が迫った時に血のように赤色が現れ、代わりに危険を受けてくれると言われています。出血を止めたり、怪我なのどの炎症を鎮めたりする効果もあります。内部の赤い色は血のエネルギーを持ち、貧血や生理痛に効果があるとされています。

【石の持つパワー】
・勝負のお守り
・意思を強くする
・判断力を高める
・心と体のデトックス効果
・危険や邪気から身を守る
・自信と勇気を与える

【取り扱い注意点】
鉄分が非常に多く含まれるため、水分・塩分に弱い性質があります。
結晶の種類により弱い場合をあります。

= 余談 =
意外と調べるのに時間がかかりました。原石ははどんなのか、磁気はどうなのか、新しい名前もたくさん出てきましたし、色々な方向から調べてまとめてみました。色々と奥が深いですね。日々勉強

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