オブシディアン　Ｏｂｓｉｄｉａｎ　黒曜石

オブシディアン　Ｏｂｓｉｄｉａｎ　黒曜石
洋名　：　Ｏｂｓｉｄｉａｎ
和名　：　黒曜石　（こくようせき）
別名　：　真実の戦士
主な産地　：　メキシコ・アメリカ（カリフォルニア州）・アイスランド・タイ・カナダ・ペルー・他
色　：　黒色・灰色　・黒地に赤褐色や褐色の流動模様・黒地に白色や褐色の斑紋状、褐緑色・緑
硬度　：　５
結晶系　：　非晶質
成分　：　ＳｉＯ2＋ＣａＯ、Ｎａ、Ｋ他
チャクラ　：　第０　第１　第５　第６チャクラ

【名前の由来・特徴】
ブラッククオーツの代表的存在と言われるガラス質の石です。本来、地下でゆっくり冷える事で岩石となるはずのマグマが、地表に噴火して急激に冷やされる事で固まって、ガラスの状態になったものです。オブシディアンは火山石の一種で、結晶を持たない非晶質個体（ガラス質）の鉱物です。黒地に白や灰色の雪のような結晶があるのもを「スノーフレークオブシディアン」虹のような光彩のある物を「レインボーオブシディアン」といいます。
オブシディアンは世界中の火山帯から産出され叩くと貝状に割れて鋭利な刃先となることから、古代では、石器、矢尻、槍先の材料として使われていました。日本では旧石器時代から縄文時代にかけて多くの石器がつくられ、イースター島のモアイ像の目にも使用されています。別名・「真実の戦士」の名を持ちます。意識進化に必要なネガティブを引き出し、向き合う作業をサポートしてくれます。この石を持つ人、一人一人に真実へと導いてくれます。

【由来と効果】
暗闇にとどまることなく、光を見いだして躍進出来るようにサポートしてくれる石です。その黒色には魔除けの効果があり、人間関係によるトラブルなど、現実的な問題に働きかけます。困難な問題を抱えた時、逆境を乗り越える為の具体的な答えに導き、まっすぐ目標に向かうパワーと希望、積極性を与えてくれます。感情の動きが激しいとき、気分が散漫になった時にはエネルギーを安定・循環させ、バランスを整えてくれるでしょう。「陰と陽を映し出す鏡」の意味を持ち、この石を見つめることで自分の中の弱さを映しその奥にひそむ真の姿を引き出します。身体のエネルギー状態をプラスに変え、否定的な考えを取り去ってくれます。また自分だけではなく、相手の真の姿や本音を知る事を助けます。

【石の持つパワー】
・　魔除け
・　潜在能力を引き出す
・　積極性や集中力を高める
・　悪い事・習慣からの開放
・　現実を見つめ、乗り越える力
・　直感力・決断力を高める

【取り扱い注意点】
強い衝撃に弱く割れやすい上に、石の性質により割れ口が鋭利になるため、取り扱いには注意が必要です。

＝　余談　＝
黒曜石・オブシディアンは、火山大国日本でも多く発見され、古くから武器や刃物、今でいう包丁のようにも使われていました。オブシディアンは、自分自身を見つめ、良い部分も悪い部分も受け入れ、よりよい方向へと導いてくれるでしょう。