スピネル　Spinel　尖晶石

洋名　：　Ｓｐｉｎｅｌ
和名　：　尖晶石　（せんしょうせき）
主な産地　：　スリランカ・ミャンマー・アフガニスタン・イタリア・タンザニア・他
色　：　赤色・ピンク色・赤紫色・黄色・青色・褐緑色・紫色・橙色・褐色・黒色・無色
硬度　：　7.5～8
結晶系　：　等軸晶系
成分　：　MgAl2O4
チャクラ　：　第１・３・４・５・６チャクラ

【名前の由来・特徴】
一般的なブラックスピネルでわかりにくいですが、実は高級な宝石のような、透明度の高い美しい石です。結晶の鋭く先端がとがっているため、ラテン語の「ｓｐｉｎａ（刺）」から名付けられたと言われています。赤色、ピンク色、オレンジ色、青色、紫色などさまざまな色合いがありますが、ミャンマー産のレッドスピネルは特に美しい色合いで、高価なものとされています。また、美しいブルーのものは、コバルトスピネルと呼ばれ、こちらもとても希少価値の高い石です。
見た目がルビーやサファイアとよく似ていて、それらと同じ場所から産出されるため、長い間混同されていました。歴史上、ルビーとされていた赤い石がスピネルだったという話も珍しくはありません。英国王室の王冠「インペリアル・ステート・クラウン」の中央で輝く「黒太子のルビー」も実は大粒のレットスピネルでした。

【由来と効果】
スピネルはその名のとおり、刺し貫く、はつらつとしたパワーと固い意志を秘めた石です。どんなに困難な状況であっても、持ち主が意識を維持し貫くように、パワーを与えて続けてくれるでしょう。また停滞したエネルギーの流れを活気づけ、さまざまな面で新しいエネルギーを生み出します。
また、スピネルは、癒し効果の高い石でもあります。古くから風邪や病の治療、肝臓の強壮、免疫力を高めるときに効果があるとして使われてきました。身体の細胞を活性化して免疫力や自然治癒力を高めてくれます。色によっても違う効果を持ち、赤やオレンジ色は好奇心を強くしたり愛を貫く意志を、黄色は知性、緑色は愛や思いやりにあふれる気持ちをはぐくみます。黒色は、チャレンジ精神や、もっと上を目指そうという向上心や野心を促進してくれます。

【石の持つパワー】
・　チャレンジ精神を高める
・　アピール力を高める
・　目標達成
・　免疫力を高める
・　生命力を高める
・　癒し
・　積極性を高める
・　乗り越える力

＝　余談　＝
カラーバリエーションが多彩で、それぞれ色により得意とする効果があります。トルマリンでも同じような話をしましたが、天然石とカラーは、意味合いとして関わりが深いと思います。しかし、レットやブルーはとても希少価値高いですので、高額です。宝石クラスの硬度を持ち、透明度があるので、ルビーやサファイアに間違われるほどです。私も手にしたいですね。

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