広島三次ワイナリー(広島県三次市)

広島三次ワイナリーは、1994年(平成6年)7月21日開業しました。

広島県三次市は中国山地の南側にあり、瀬戸内海からも日本海からも同じくらいの距離の場所にあります。大きな河が3本くらいあり、水が豊富な地域です。もともと米作りが盛んなエリアでしたが、1960年代頃にブドウ栽培が始まり、その後生食用ブドウである「ピオーネ」の栽培が盛んになりました。1974年には「三次ピオーネ」として生産組合も誕生。さらに農家の所得向上や、少しずつ6次産業化(※1)しようという動きもあり、ブドウの加工用途を模索していたんですね。そんな中で、生食用として出せないブドウでワインを造って販売しようという構想が生まれました。当時の市長が中心となり、三次市とJA、地元企業の共同出資で、ブドウ農家さんも株主として参画してもらい、ワイナリーが誕生。それが1994年のことです。もともとは生食用のブドウしかなかった地域なのですが、比較的早くワイン用のヨーロッパ系品種の栽培を試みていた人もいて、ワイナリーがオープンする時点で、すでにシャルドネやメルローも収穫できる状態でした。

※1.6次産業化とは、1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図り、農山漁村の豊かな地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す取り組みです。これにより、農山漁村の所得向上や雇用の確保を目指しています。

地域の方の知恵と努力で今にいたるんです。応援したいです。

それでも、お土産中心のワインだったので、甘いワインが多かったようです。
そこで、太田直幸(おおたなおゆき)さんという方に来ていただようです。
ニュージーランドで暮らした15年間、ワイン造りの理論と実践をたっぷりと学んでこられた。太田直幸さんが、2013年に太田さんが醸造長として参画してからのことで、本格的なワイン作られるようになったようです。

『TOMOÉ(トモエ)』は、三次産のブドウを100%使用。その中でも厳選された品質の高いブドウを、こだわりを持って醸造。また『VILLAQUA(ヴィラクア)』も、三次産原料100%を使ったスパークリングワインのシリーズ。知識や経験をフルに活用し、徹底したこだわりの栽培や醸造によるワイン造りで、三次ワイナリーは驚くほど本格的な味わいに進化。その作品は国内外の数々のコンクールで受賞し、さらに年々評価が高まっています。

とても興味深いです。とはいうものの、私は日本酒がメインなので、ワインの味は良くわからないので、ワイン好きさんに味聞いてみたいです。

自由に見学できるワイン貯蔵庫
施設の地下には、木樽が並ぶワイン貯蔵庫があります。貯蔵庫内は薄暗く、ワインの熟成に最適な約14℃に設定しています。木樽で熟成することで、樽由来の風味が抽出され、香りや味わいに重厚感を与えます。ワイン貯蔵庫は窓越しで自由に見学が可能。

広島三次ワイナリー バーベキューガーデン
広島牛もとても美味しいので、ぜひ食べてみてください。私は好きな肉の味です。

三次産のお土産もたくさん置いてます。

ぜひ、おとなりの「トレッタみよし」に、ワインのあてや、新鮮野菜を買いににも行ってください。こちらもお勧めです。

広島三次ワイナリー
広島県三次市東酒屋町10445番地の3
【公式】最高の日本ワインを。広島三次ワイナリー (miyoshi-winery.co.jp)

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